公開: 2020年4月22日
更新: 2020年4月22日
表音文字は、音素を表す文字と、言葉の音節を表す文字があります。特に、前者を音素文字と呼ぶことがあります。日本語の場合、ひらがなやカタカナは、音節文字になります。普通、日本語では、1つの子音と、1つの母音が対になっている例が多いからです。例えば、「か」の音は、"ka"で表される音節に対応しています。英語の"just"のような子音が続く"st"のような音は、日本語にはありません。
日本語で、英語の"just"をカナ表記すると、「ジャスト」となります。これを音素で書き表すと、"ja""su""to"となります。ここでは、"just"の最初の部分は、「ジャ」と書かれるので、それを音素文字で表すと、"ja"となります。ですから、日本語で書いたものをそのまま音で表すと、"jasuto"となります。これは、英語の"just"とは違います。